雨と月見団子

薩摩国守護であった島津貴久の次男として誕生しました。母は入来院重聡の娘。 祖父は忠良（日新公）。のちに兄・義久、弟・歳久、末弟・家久と合わせて「島津四兄弟」 と称されます。兄の義久が家督を継ぎ、島津家十六代当主となると兄の補佐役となりました...

楫取素彦は、2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で井上真央さん演じる主人公・文の夫となる人物です。楫取素彦は、長門国萩魚棚沖町（現・山口県萩市）に藩医・松島瑞蟠の次男として誕生しました。兄の松島剛蔵は、 甲子殉難十一烈士のうちの一人です。勝...

真田家を存続させた功労者真田信幸（信之）は、真田信繁（幸村）の兄。大阪夏の陣、冬の陣で華々しい活躍している弟の影に隠れていますが、とても優秀な兄です。父の昌幸と共に戦った戦では、家康が信幸の知謀、戦ぶりなどを評価していることが充分に伺えます...

幕末の動乱の中、尊王攘夷派志士の中心人物として、短い人生を駆け抜けた久坂玄瑞です。藩医久坂家に生まれ家業である医学を勉強するため、藩校医学所好生館に入学します。母、兄、父が次々となくなり十五歳にして家督を継ぐことになりました。十七歳のときに...

江戸時代末期の長州藩士。長州藩の尊王攘夷の志士として活躍します。吉田松蔭が開塾した松下村塾四天王の一人。長州藩の藩論を倒幕に転換させた功労者で、自由奔放に物事を考え、行動することができる人物でした。晋作は藩命によって役職を与えられると素直に...

人は上なるも下なるも楽しむ心がなくては一日も世を渡ることは難しい。直弼は幕末の譜代大名で近江彦根藩の第十五代藩主です。江戸幕府に最も影響を与えた人物です。直弼がいなければ、日本は永久に鎖国をしていたかもしれません。井伊直弼は1815年10月...

「城は堅固なりとも、内徳なければ危うし」島左近の名言にあるように、どれだけ強固な城を築いたとしても、内部の徳や礼儀を欠けば、その存在は脆くなるという教訓が込められています。現代の管理職にとっても、同様の視点が非常に重要です。管理職として成功...

金のみで人は動くにあらず戦国の世に、ひときわ義を重んじた武将として知られる大谷吉継。豊臣秀吉のもとで、同じく重臣であった石田三成と深く信頼し合い、数々の功績を挙げました。先見の明を持つ吉継は、秀吉の死後、勢力を伸ばす徳川家康に近づくこともで...

大義を思うものは、たとえ首をはねられ瞬間までも命を大切にして、なにとぞ本意を達せんと思う。関ヶ原の戦い 石田三成の最期の言葉から学ぶ、諦めないリーダーシップ関ヶ原の戦いで敗北し、処刑を目前にした石田三成。護送中に湯を求めたものの叶わず、代わ...

石田三成は、関ヶ原の戦いで敗れたことで知られていますが、その経済観念や人材登用の手腕には現代のビジネスにも通じる多くの教訓があります。特に、以下の名言は、予算管理と有能な人材活用の重要性を示しています。「残すは盗なり。使い過ごして借銭するは...