小早川隆景の名言です。其の二

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戦国武将の名言
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我慢するより、その原因を解決せよ

うまくいかないことがあったら、我慢して耐えることより、どうすれば解決できるかを考えることが大事という意味です。
人は誰でも問題が起きると、「どうしてそんなことになったのか」と、一度は考えます。しかし、そこで考えるのを止めてしまったら、現状から何も進化していきません。表面的な原因だけを見つけて解決しても、原因が放置されたままでは、また同じ問題が起きて、結局うまく行かなくても我慢することになります。
そこで、物事の原因を探すには、「なぜ」を繰り返し考えることが、問題解決につながります。カイゼンで有名なトヨタが行っている方法は、なぜを5回繰り返します。繰り返すことで、本当の原因まで行き着くことができます。重要なことは、原因がわかったときに、結果と連鎖する原因が明確でないと、解決案はすべて無意味になってしまいます。
問題の本質が明確になったら、その解決策を出していきます。解決するには一つの案に頼らず、複数の解決方法を考えます。改善策の中で、すぐに実現できる提案を実行していくと、問題が解決しやすくなります。
物事にはすべて理由があります。「なぜ」と考えることは問題解決以外でも、すごく役に立ちます。
上司から仕事を頼まれた時に考える「なぜ」この仕事をするのか考える。
自分に対して話をしてくれた時に「なぜ」その話を自分にしてくれたかを考える。
仕事がうまく行っている人を見て「なぜ」仕事が順調にこなしているかを考える。
人の感情の変化をみて、「なぜ」感情が変わることになった理由を考える。
部下を教育するときに「なぜ」を考えさせることによって成長させる。

など、仕事の中で、「なぜ」と考えると答えがすぐに見つかる場合もあったり、みつからない場合もありますが、「なぜ」を考えることで、いろいろな知識がついてきます。そのことが、仕事をこなすときに、仕事の意味を考えながら、取り組むようになりますので、結果、仕事で評価されたり、自分の身を守ることにもつながります。
また、他人との会話で話すことが、思い浮かばない時に、「なぜ」と質問することによって、円滑なコミュニケーションがとれることもあります。「なぜ」と考えることに慣れていなくても、日頃から常に意識することによって、鍛えられてきますので、自然に「なぜ」と考えることができるようになっていきます。仕事以外のプライベートでも、「なぜ」が使えます。いろいろな考え方で、物事の答えを見つけることも、楽しくなるのではないでしょうか。
戦国武将の名言集に戻ります。

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