伊達政宗の名言です。其の一

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戦国武将の名言
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若者は勇猛に頼り、壮年は相手の強弱を測って戦う

奥州制覇はもちろん、天下取りの野心もその素質も持っていた戦国の風雲児。伊達政宗の名言です。
ある合戦において、敵軍の中で活躍する二人の敵将を見た伊達政宗が、片方は二十歳位、もう片方は三十過ぎだろうと年齢を予測しました。家臣に命じてその2人を捕らえ、年齢を確認したところ大浪新四朗 二十一歳と遠藤武蔵 三十五歳で、政宗の予測が的中していました。家臣が、なぜ年齢を言い当てることが出来たのか理由を聞くと政宗は二人の戦い方を見て、こう答えたそうです。
「一人は相手を選ばず勇猛に戦っていたが、それは若いからだ。もう一人は相手の強弱を見はからって進退の度合いを決めていた。思慮ある壮年だからできることだ。」プロ野球の投手に例えると、若い勢いのあるピッチャーが力のある直球で、打者をねじ伏せて投球している。一方、ベテラン投手は力で抑えることができませんが、打者に打たれない制球力で試合をつくります。
若手が即座に経験を積んで技術を身に付けるのは難しく、ベテランが若い肉体を取り戻すのも不可能です。どちらのタイプもチームには必要です。自分の年齢を意識して働き方を考えていきたいです。
戦国武将の名言集に戻ります。

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