徳川家康の名言です。其の七

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戦国武将の名言
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愚かなことを言う者があっても、最後まで聴いてやらねばならない。でなければ、聴くに値することを言う者までもが、発言をしなくなる。

仕事では早く要点が知りたいため、最後まで人の話を聞けない人がいます。
話の腰を折ってアドバイスしてしまう。
すぐに否定して結論をいってしまう。
知識をひけらかして話題を変えてしまう。
など、ついつい相手の言葉をさえぎり言葉を返してしまうことがあります。
最後まで話を聞いてもらえなかった人は、「まだいいたいことが残っていたのに」と心の中に不満を抱え込みます。こうなると相手の本音を聞き出すことが難しくなってしまいます。
人の話をなかなか聴けない原因は「早く要点が知りたい」「人に自分の話を聴いてもらいたい」という欲求が抑えられないからです。
聞き手に回るときは、相手が発言できる環境をつくるために、相手を尊重して自分の欲求を抑えなければなりません。
自分の考えが論理的に正しくても、「相手の何がいいたいのか」を探り、相手のことを理解しようという認識を持つことが大切です。
本気で相手の話を理解しようと集中することで、相手との信頼関係に良い影響を与えることもできます。すべての話を聞いてから質問しても遅くはありません。
話を聞かず内容を理解しない、そして話題を変えようとする人に、真剣に話すことはしません。真剣に話を聞いてくれる人には、最後まで話したいと思い、その人への信頼も高まります。
聴くに値する意見が多く集まることは自分の身を守ることにもつながります。
戦国武将の名言集に戻ります。

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