上杉謙信の名言です。其の三

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戦国武将の名言
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手にする道具は得意とする業物でよい。飛び道具を使っても、相手が死ねば死だ。鉄砲で撃っても、小太刀で斬っても、敵を討ったことには変わりはない。

大事なことは、「目的は何か」ということです。目的を確認し、結果を出すためになら、頭を使って楽をする方法を考えていいと思います。依頼された作業にひたすら努力することよりも、最小限の労力で目的を達成するために頭を使う、いわゆる要領の良い人です。
要領がいい人は、仕事も早く終わらせることができて、しかも評価される仕事をしています。要領の良い人は仕事の目的が明確になっていますので、無駄な作業を省くことを考え、短い時間で成果を出します。やるべき仕事、優先すべき仕事を集中してやっています。物事の要点をつかんだ、上手な処理の仕方を心がけています。納期に追われ空回りする人は、ひとつひとつを完全な状態にしようとして、修正を繰り返します。修正に時間を浪費して気がつかないうちに目的から外れていきます。今、必要ではないことをたくさん行っているので完成形には間に合わなくなってしまいます。
部分的には良くても、価値のある仕事に繋がらないことも多く、努力が無駄になることもあります。改善策は、まずは振り返らずに、ひと通り仕事をすべて終わらせます。そして納期まで余っている時間に修正をかけて、より良いものに仕上げていきます。そうすることで最低でも納期を守ることはできます。
ひと通り仕事を進める中で、目の前に立ちふさがる問題があると、解決しなければならないと考えてしまいます。実際にはたとえ問題があったとしても、必ずしも解決しなければならないということではありません。人に解決策を聞く手もあります。納期が守れていれば、後で訂正する箇所があっても、仕事を依頼した人からの印象が違います。
どれだけ一生懸命努力して頑張っても納期を守れない仕事は作業なので、結果を出すことが大事です。要領は良いけれど、努力しない人に、要領が悪くても努力と根性で勝つことはあります。しかし要領が良くその上、努力する人にはなかなか勝てません。

上杉謙信の名言です。其の四
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