明智光秀のエピソードです。

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戦国武将の名言

若いころ光秀は芥川で大黒天の像を拾った。それを見た家臣が「大黒を拾えば千人の頭になれるそうです」と述べて喜んだが、
光秀は「ならばこれは必要ない」と捨ててしまった。驚いた家臣が尋ねると、「わしは千人の頭になることくらいで終わるつもりはない。もっと大きくなる」と述べて大志があることを示したといいます。(山鹿素行の山鹿語類より)

できると思い込むことで、やらなければならない状況に自分を追い込んでいたのかもしれません。
光秀は諸国を放浪しながら極貧生活を続け、やがて鉄砲の射撃技術をかわれて越前の朝倉義景に召抱えられました。三十五歳のときです。信長の家臣になるのが四十歳。その後、短期間で出世して国持大名になりました。一度目標を決めたらあくまでもそれに邁進する。成功のためならあえてリスクを冒し何らかの悪影響があったとしても、あとから挽回できる武将でした。
ビジネスに限らず毎日を充実して過ごしている人や、目標をもってそれに向かって頑張っている人は自信に溢れており、堂々としているようにうつります。とはいえ、「自分に自信が持てない」自信の持ち方など、どうすればいいかわからない。と悩んでいる方には、努力しなさいといわれても、自信を持てるわけがありません。「自信がない」と感じるのは、こころの自然な働きです。ありのままの自分を受け入れることも大切です。
失敗することもあるかもしれませんが、それは経験しなければいけない必要があるから起きているだけです。今まで生きてきたなかで、大なり小なり困難なことを経験されているはずです。なるようにしかならないこともあっても、それを乗り越えてなんとか生きています。なんとかしようとしていれば、最終的には「なんとかなる」のです。運任せ、人任せにすることではありません。
どうしても自信が必要だと思ったときは、「自分はできる」「なんとなくできるような気がする」「なんとかなる」と思い込むことです。自信がなくても「なんとかなる」の気持ちひとつです。

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