戦国武将の名言

戦国武将の名言

徳川家康の名言です。其の一

家康の名言の一つに「滅びる原因は、自らの内にある」というのがあります。天正元年(一五七三年)最大の難敵、武田信玄が上洛を目前にして信州駒場で病死しました。天下とりを狙う武将の誰もが喜んでいたころ、家康は、難敵の死を少しも喜ぶことなく部下に言...
戦国武将の名言

上杉謙信の名言です。其の五

上策は敵も察知す。われ下策をとり、死地に入って敵の後巻を断たん。 皆が考えるような、優れた作戦ばかりでは、相手に読まれてしまいます。リスクがあり危険な作戦、下策をあえて選び、敵の援軍を断つほうを選ぶ。という意味です。戦名人の謙信ならではの名...
戦国武将の名言

上杉謙信の名言です。其の四

武士の子は、十四、五歳の頃までは、わがままであっても勇気を育て、臆する気持ちを持たせぬようにせよ。勇気のある父を持つ子は臆する心を持たぬ。父は常々、この道を説き諭すことが大事である。 子は親の鏡である」と言う言葉もあるように、子供は親の背中...
戦国武将の名言

上杉謙信の名言です。其の三

手にする道具は得意とする業物でよい。飛び道具を使っても、相手が死ねば死だ。鉄砲で撃っても、小太刀で斬っても、敵を討ったことには変わりはない。 大事なことは、「目的は何か」ということです。目的を確認し、結果を出すためになら、頭を使って楽をする...
戦国武将の名言

上杉謙信の名言です。其の二

人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならない。 ビジネスの現場で上司の一言は本人が思っている以上に、とても影響があります。部下の多くは上司の態度や言葉遣いで、仕事の成果が違ってきます。上司...
戦国武将の名言

上杉謙信の名言です。其の一

信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。 甲斐の虎『武田信玄』とのライバルだった、越後の龍『上杉謙信』の名...
戦国武将の名言

武田信玄の名言です。其の六

武将が陥りやすい三大失観。 一、分別あるものを悪人と見ること 一、遠慮あるものを臆病と見ること 一、軽躁なるものを勇剛と見ること リーダーが陥りやすい失敗を取り上げた名言です。 分別あるものを悪人とみること リーダーの周囲はゴマすりをする人...
戦国武将の名言

武田信玄の名言です。其の五

為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人のはかなさ 努力すれば必ず実現できる。 努力すればできることであっても、最初から無理だと諦めてしまうところに、人の弱さがある。という意味です。 普通の人は大変な仕事を抱え込み、思うように進...
戦国武将の名言

武田信玄の名言です。其の四

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり 信玄は、人の力がないと城があっても役に立たない。信頼できる「人」の集まりは 強固な「城」に匹敵すると考えていたそうです。 人は、情をかけると味方になる一方、権力で抑えつけれたり不信感を与える...
戦国武将の名言

武田信玄の名言です。其の三

老人には経験という宝物がある。 若いころはかなり武名を高めた武将に信玄が「私の話し相手になってもらえませんか」とお願いすると、年老いた武将は「私は年をとって隠居した身です。もはや何もはなすことはありません」と断りましたが、信玄は「いや、そう...