上杉謙信の名言です。其の一

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戦国武将の名言

信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。

甲斐の虎『武田信玄』とのライバルだった、越後の龍『上杉謙信』の名言です。上杉謙信は「義」に生きた武将として後世に知られています。武田信玄と川中島で度々争うことになりましたが、信玄の死去を聞いた謙信は涙を流し悲しんだといいます。上杉家の家臣達は信玄が亡くなった今が好機と出陣を謙信に進言しましたが、謙信は「若い勝頼が継いだばかりに襲うのは大人気ない行為だ」と言い兵を出しませんでした。
長篠の戦では武田家が織田家から敗れると、家臣達は再び今が攻め時と進言しましたが「落ち目を見て攻め取るのは不本意だ」と言い、やはり攻め立てようとしません。謙信は自らの利のために、領土を拡大しようとしませんでした。
人との関係を大事にし、人に対する愛や責任感が人一倍強い人です。損得勘定で物事を考えるのではなく、他人に何か言われても、自分自身はこうあるべきだという信念によって行動しています。義理人情を大切にして生きたい。心の中ではそれを求めている人も多いんではないでしょうか。

上杉謙信の名言です。其の二
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