山中幸盛の名言です。

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戦国武将の名言
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願わくば我に七難八苦を与えたまえ

尼子十勇士の一人。山中鹿肋幸盛。三度に渡って尼子家を再興しようとした忠臣で、衰亡御家再興のため、毛利氏と戦い数々の武勲をうち立てています。尼子家再興のために幸盛が「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったといわれます。幸盛は優れた武勇の持ち主で、一騎打ちで多くの武将を討ち取り、「山陰の麒麟児」の異名を取ります。
尼子氏は毛利元就の長年にわたる攻撃により難攻不落と言われた月山富田城も陥落して滅びました。幸盛は浪人となり、何人かの仲間と諸国を流浪しながら、尼子家の再興のため数々の苦難を重ねます。
織田信長を頼り、豊臣秀吉に従って一時は出雲の大半を手に入れ奪回する勢いを見せましたが、最後は支援を得ていた織田信長に見捨てられるかたちで壊滅。幸盛は毛利家によりまたしても捕縛、吉川元春により護送中に謀殺されました。尼子家再興のために尽くす不器用な生き方が魅力的な武将でした。
自分の願いをかなえるためには、自分を鍛える苦難が必要なのかもしれません。お金持ちになりたい、知識を身につけたい、幸せな結婚をしたい、何事かを成し遂げようとするとき、一番大切なことは努力を継続することです。努力を続けることができれば、誰でも自分が望んだ未来を手に入れることができるとはいえ、それがわかっていても、「努力を続けることはつらい」と思って、なかなかできない人も多いのではないでしょうか。
成功している人は、人と同じことをしているだけでは、その他大勢から抜け出せないことを知っています。自己の成長のためには、それなりに苦しい努力の継続が必要です。ほんの少しの努力で成し遂げられることばかりしていると、大きく成長することはありません。目標達成のために必要な苦労だと思い、苦労から逃げずに、むしろ苦労を求める姿勢が、成功や自己の成長につながるのではないでしょうか。
戦国武将の名言集に戻ります。 

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