織田信長の名言です。其の五

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戦国武将の名言
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人城を頼らば、城人を捨てん

技術の進歩によって私たちが扱う道具が日々進化しています。今は便利で高度な道具がいつでも手に入れることができる世の中ですが、それを作っているのは「人」です。人や物に頼りきってしまうと、自分で考えることを忘れてしまいます。道具に頼ると人は強くなり、また人は弱くなります。大事なことはそれを扱う「人材」だと信長は述べています。
道具には頼れても、人に頼ることが苦手な人もいます。いちばんよくないのは、なんでも自分でやってしまう人です。まったくの独力で高い成果を上げる人は、ほとんどいません。
自分に自信のない人は、よく人に頼ります。ただ調べもしないで人に聞くだけの場合は、不必要に人に頼り不快感を与えてしまうことがあります。人に頼ることができない人の特徴は、責任感が強く周りを巻き込まず自分だけでどうにかしようとする優しい人や、人に頼ることが無責任だと考え、人からできない人だと思われると気にしてしまう人などです。
どんな人でもできないことはあるもので、人の力を借りて問題を解決していくことも、自己解決能力を鍛えるには良いことです。
そして人に頼むときは、目的を共有して相手を頼る必要性を伝えます。相手の都合を配慮し、直前にお願いしないようにします。断られたときは、別の人を探すか、ほかの対策を考えましょう。
他人と関わることに慣れていけば、そのうち頼り、頼られることも、自然とできるようになっていきます。これは組織で働いている限り避けようのないことです。問題を解決するための必要なスキルになります。
戦国武将の名言集に戻ります。

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