鍋島直茂の名言です。其の二

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戦国武将の名言
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上下によらず、時節がくれば家は崩れるものである。その時、崩すまいとすれば、汚く崩れる。だから潔く崩すが良い。そうすればあるいは残る事もあろう。

売上高が減少傾向にあるのなら、先を見据えた計画作成が必要になります。だらだらと続けて少しずつ追い込まれていくと、何も手が打てなくなってしまいます。意識を変えるためにも延命策ではなく、抜本的な改革に着手することで売上高の減少を止めることにつながります。
情がからみできない場合もありますが、延命策では、社員が危機感を持ちません。今まで甘えた体質があり、社員の意識レベルが低下している場合は、何とか今のままで乗り切りたい、今以上に仕事をしたくないという雰囲気が社内にでてきます。
この意識レベルの低下が改革をより難しくさせます。この状態になってしまうと何度議論をしても良いアイデアがでてきません。最初から抜本的な改革を行っていれば良いのですが、なるべく痛みを伴わない程度に収めたいと思うと、改革できないまま売上高が下降していきます。気付いた時には手遅れということがないように、早めの抜本的な改革を考えることが必要になります。
延命策でほんの少し、息を吹きかえしてもまた同様のことが起こるのであれば、衰退していく状態を回復することが難くなります。こういった負の連鎖にはまらないように、再構築を考えるなら、潔く崩した方が再起しやすくなります。
大きな改革を意図的に行っている企業が、業績を伸ばし、生き残っているような気がします。

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