体力・気力・努力
マラソン選手として日本人で初めてオリンピックに出場した金栗四三さんが残した名言です。
「体力・気力・努力」の精神が持続すれば、戦国武将でもビジネスマンでも何かを成し遂げることができます。
何に対しても頑張っている人は、誰から見ても魅力的に見えます。
ひたむきな姿から応援したいという人もでてくるでしょう。
見習うべき部分がたくさんあって、その人から得るものも多いです。
困難があっても、コツコツ何かを続けられる人、楽しくて続けているだけで、努力しているという感覚がない人は強いです。
自分の求める結果を手に入れた人たちは、それなりの努力をしています。
人が成長する過程で最も必要な課題は、しばしば楽しくないことです。
さらに成功を得るためには長い時間をかけて努力し続けることも必要です。
とはいえ、努力するということに追い詰められてもいけません。
どんなに努力をしても、必ずしも良い結果が保証されているわけではないからです。
目標や目的のために、苦手なことや辛いこと、厳しいことに立ち向かっても、結果がでなかったら、それは努力不足ではありません。
努力する方法が間違っているだけかもしれません。
結果が出ない方法でどれだけ努力しても、その頑張りは期待するような成果が得られません。
結果を出せなかったときに、どこに問題があったのか、客観的に分析をして、効率よく目的を達成する方法を考えて行動することです。
目的を達成するために、どう意識を持つかです。
努力の方法が適切で、しっかり努力しても結果がでない場合は、適性も見直す必要がありそうです。
どんなものにも自分にとって合う、合わないということもあります。
その一方で努力をしたくない人はどうすればいいのでしょうか?
努力しないことは悪いことではありません。
努力というものは、あくまで自発的に行うものです。
誰かに強制されてするものではなく、一人で背負い込んで苦しみながら他人に認められようと頑張ることでもありません。
自分の得意なもの、好きなもの、人から感心されるような才能や資質に気づいたことを追求することも努力と言えます。
それは仕事であっても勉強であっても趣味であっても同じです。
しばらくやっても苦しいと感じてしまうことは適性がなかっただけかもしれません。
それならまた別のことを試しましょう。
夢中になれることを見つけて没頭してみてください。
夢中になれること見つけ方は、やりたくないことをひたすらいくつも書き出すことです。
自分のエゴばっかりでも大丈夫です。
ひたすら書き出してください。
そうすると、自分のやりたいことが見えてきますよ。
何を努力するかも大事ですが、もっと大事なのは何をやらないかです。
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