立花道雪の名言です。

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戦国武将の名言
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戦は運、不運が絡むもの。お前の頑張りは私がよく知っている。手柄を立てようと焦って討ち死にするのは不忠である。お前達がいるからこそ私も安心して戦場に出られるのだ。

九州の大名である大友宗麟に仕え、衰退する大友家を支えきった猛将です。大友氏の支流である戸次親家の子で戸次家の家督を継いで鑑連と称し、のちに出家して道雪と名乗りました。筑前國立花城城督となり、大友義鎮より立花姓を許され立花道雪と改名しましたが、生存中に立花姓を用いることはなかったようで、戸次鑑連、戸次道雪の名がよく史実にでてきます。「鬼道雪」と呼ばれ、ほとんどの合戦に勝利を挙げた名将で、七十代になっても各地で転戦を繰り返します。主家の存続の為に戦い続けた道雪でしたが病には勝てず、龍造寺との戦の最中、陣中で没することになります。
道雪には男子に恵まれなかったため、盟友の高橋紹運の嫡男・統虎を養子にもらいます。その子が将来「剛勇鎮西一」と称され、秀吉や家康から絶大なる信頼を得た勇将・立花宗茂です。
尊敬される理想の上司として、部下を成長させることが得意な上司、仕事ができて実績を上げる上司、リーダーシップがあり組織を引っ張っていく上司など、いろいろなタイプの上司がいます。良い上司のもとで仕事ができれば、成長もでき仕事も楽しくなります。
反対に部下のあつかいかたが横柄だったり、雑だったり、命令口調ばかりだと、部下は会社にいて居心地が良いと感じません。ましてや嫌いな上司のもとでは、何をいわれても部下のやる気はでてきません。上司であるからといって、そのひとが特別なわけでも、ましてや偉いわけでもありません。あくまで人として「対等」です。自分の部下を心から大切にする気持ちが必要です。部下を心から大切にする上司は部下からも慕われます。道雪はとても部下を大切にしていた上司でした。
部下を思いやる道雪のエピソードがあります。
客を招いての酒の席で部下が粗相をした際、「今、私の部下が失礼をしたがこの者は戦場では何人分もの働きをする。特に槍の扱いなどは当家一であろう」と客に話し部下に恥をかかせませんでした。
思いやる気持ちは、部下のことを把握していなければ伝わりません。上司は仕事上リーダーシップや管理能力を発揮することを求められますが、一番大切なことは、部下の調子や変化を確認することです。部下との挨拶のときに、挨拶だけではなく部下が好む話題で話しかけて、コミュニケーションをとる必要があります。日頃から上司と部下の会話は偶然に任せるのではなく意図的に考えて行うべきです。
人は感情で動きます。上司に部下を心から大切にする気持ちがあれば、部下も上司に恥をかかせることはできないと思うようになり、部下もやる気をだすものです。

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