戦国武将の名言

戦国武将の名言

毛利元就の名言です。其の一

中国地方の全部とは愚かなことだ。天下を全部持つようにと祈ればよいものを。天下を取ろうとすれば、だんだん中国地方は取れる。中国地方だけを取ろうと思えば、どうして取れるだろうか。 なんとなく毎日が日々の忙しさで過ぎてしまう。気が付くと、何も前へ...
戦国武将の名言

島津義久の名言です。其の二

肝要のところに気を配れ。どうでもよいところに気をつけるものではない。小板葺きにして立派になっても、百姓が疲れきっているようでは、使者は国主の政治が良くないことを見抜くだろう。 使者になるほどの者は、様々なことに気付く者だ。途中、当国の地を通...
戦国武将の名言

栗山利安のエピソードです。

通称は善助。最初仕官した時は黒田家の下働きでしたが、のちに黒田二十四騎の中で最も優秀な功績を残した八人。黒田八虎にも選ばれています。黒田氏の筆頭家老で黒田官兵衛を支え、苦難を共に乗り越えて来た家臣です。 黒田官兵衛が亡くなる時、息子の長政に...
戦国武将の名言

黒田長政の名言です。 其の一

刀や脇差などの目利きを心掛けるように、人の目利きも常に心掛け、普段から人を観察してよく学べば、人の見極めで外れることもなくなる。 父の官兵衛と比べると知略で采配をする人物ではなく、武勇に優れ先陣を指揮する武将でしたが人の見極めは正しかったよ...
戦国武将の名言

武田信繁の名言です。其の三

合戦が近くなったら、兵を荒っぽく扱え。兵はその怒りを戦いにつなげて、激しく戦うからである。 兵の心理を知り尽くした信繁の名言です。怒ることも、時にはよい結果をもたらします。相手をなぎたおしていく程の力、やられたらやり返す不屈の心、新しいこと...
戦国武将の名言

武田信繁の名言です。其の二

何ごとにつけても、つねに堪忍の二字を忘れてはならぬ。昔の物語にも「韓信という人は、初め家が貧しく、少年のころに他人から股の下をくぐらせられりなどして辱めを受けたが、よく堪忍してついには漢の大将軍となって成功した」ということが伝えられている。...
戦国武将の名言

武田信繁の名言です。其の一

武田信玄の弟・武田信繁は「文あり、武あり、礼あり、儀あり」と賞賛された名将です。信玄からの信頼も厚く、家臣団にとって理想とされる人物であったため、真田昌幸が次男に信繁(幸村)と名付けています。第四次川中島の戦いで討死した際には、敵方の上杉謙...
戦国武将の名言

前田慶次の名言です。其の二

たとえ万戸候たりとも、心にまかせぬ事あれば匹夫に同じ、出奔せん (思い通り生きられない人生ならば、大名もそこいらの貧しい男も、ちっとも変らぬではないか。ごめんこうむる。) 仕事に時間を奪われ、自分の気持ちを殺しながら働いていると後悔だけが残...
戦国武将の名言

前田慶次の名言です。其の一

「七年の病なければ三年の藻草も用いず雲無心にしてくぎを出るもまたをかし 詩歌に心無ければ月下も苦にならず寝たき時は昼も寝起きたき時は夜も起きる 九品蓮台に至らんと思う欲心なければ八幡地獄におつべき罪もなし 生きるだけ生きたらば死ぬでもあらう...
戦国武将の名言

前田利家の名言です。其の三

ともかく金を持てば、人も世の中もおそろしく思わぬものだ。逆に一文なしになれば、世の中もおそろしいものである。 利家は若いころ信長の血筋の者を殺害したことで浪人になります。信長から出仕停止を受けていたときに、お金の大切さを思い知ったかもしれま...