伊達政宗の名言です。其の二

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戦国武将の名言
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大事の義は、人に談合せず、一心に究めたるがよし

生死をかけた難題に立ち向かい、見事に渡りきった正宗の名言です。重要な事は、人に相談せずに自分で考え抜いて決断した方がよい。政宗の信念でした。
重要な決断が必要なとき、情報が足りないと、一か八かという賭けのような決断になってしまいます。もっと確率の高いやり方はないか、もっといい方法があるに違いないと、次から次へと情報を集めますが、いろいろありすぎてわからなくなってしまいます。選択肢が増えるかもしれませんが、難題ほど良い情報は集まりにくいものです。いろいろな情報に振り回されず、現時点でよりよい方法を選ばなくてはなりません。選択肢の中で、本当の問題が何かを、一人で必死に考え抜くことが大事だと、政宗は説いています。
問題の理解に時間をかけることは良いことですが、迷いに迷って決められずに、決断を先延ばしにすると、現状維持が続いて状況が不利になっていきます。ここぞというときの「決断力」を身につけるには、すべて責任を自分ひとりが背負う覚悟をもつことです。他人の意見を聞いて、流されないように、意見は参考程度にとどめておき、最後に決断するのは「自分」です。自分の決断であれば、仮に失敗しても、後悔がありません。これが、政宗の信念だったようです。
戦国武将の名言集に戻ります。

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