上杉謙信の名言です。其の五

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戦国武将の名言
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上策は敵も察知す。われ下策をとり、死地に入って敵の後巻を断たん。

皆が考えるような、優れた作戦ばかりでは、相手に読まれてしまいます。リスクがあり危険な作戦、下策をあえて選び、敵の援軍を断つほうを選ぶ。という意味です。戦名人の謙信ならではの名言です。
ビジネスにしても、常に相手の思考を読み、その裏をかくことができれば、仕事はより成功しやすくなりますが、ライバルに仕事ができる人がいたら、同じように裏をかいてくるので、残念ながらうまくいきません。自分のほうが相手よりも実力がある場合は、上策をきちんとこなせば、ほぼ勝てます。しかしお互い実力があり、力が拮抗している場合などは、上策だけでは勝てません。
相手の心理を読み、下策で裏をかくことを心得ておいた方がよさそうです。仕事での商談など、自分の目の前にいる相手の本心が知りたいと思う場面は多々あります。相手の心理が読めれば何も苦労しませんが、確実に人の心を読む方法はないので、相手の気持ちを理解するためにも、相手の気持ちを察してあげられる能力を身につけたいです。そのためには色々な人の人間観察をすることが大切です。
相手の目や表情から、言葉に出していなくとも、表情で考えが分かる場合があります。他人の行動を観察することで、その人の話し方や、仕草、癖などが分かります。色々な人を観ることで、仕事のこなし方、しのぎかたなど、ある程度は把握することができます。
他人の行動を観察するときに意識することは、相手の立場に立って考えることです。「もし自分がこの人の立場だったら、どう思うだろうか」「もし自分だったら、こう考えるだろう」 というように、自分の心を相手の立場に置いて考えると、相手の心理が読めることがあります。どんなビジネスであれ、どうしても人の心理(感情)が影響します。色々な人間心理を学び、それを追求するだけでもビジネスになるのではないでしょうか。
戦国武将の名言集に戻ります。

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