残りご飯がおいしいおやつに変身!真田こねつけ餅

真田幸村が好んで食した「こねつけ餅」とは?

真田幸村が生まれ育った信濃の国。
「こねつけ」は特別に作るものではなかったようです。
信濃の国では、米作りが盛んではなかったため、米は大切な食べ物でした。
戦国時代、とくに夏だと残ったご飯は、すぐに傷んでしまいます。
残ったご飯を大切に活用する。そのために考えられたという「こねつけ」
貴重な米を無駄にしない保存食でした。
戦国時代では、信州の武士たちの常用食として用いられていたようです。
こねつけ餅」のレシピ
「こねつけ餅」は余ったご飯を水に浸して洗い、小麦粉と混ぜて作ります。
ご飯を「こね」て小麦粉を「つける」から「こねつけ餅」と呼ばれるそうです。
ご飯に小麦粉を加えてこねて、焼いたもので味付けは味噌。
お焼きのように焼く素朴な味が魅力です。

こねつけ餅にまつわる真田兄弟の切ないエピソード

戦国時代、大阪夏の陣が始まるころ、徳川方に味方して戦に備える真田信之公の元を密かに訪れた立派な武将がいた。
その武将こそ、後の世にその名を残す真田幸村公である。
豊臣方についた幸村公が今生の別れを告げるため、兄の元を訪れたことを知り、兄弟は静かに別れの盃を交わすのだった。
深夜のこととて米を炊くわけにもゆかず、残っていた冷飯を丸めて味噌で味をつけた餅を土産に持たせたという。
真田こねつけ餅には、そんな兄弟のせつない物語があったといわれている。
(おやきや総本家のHPより)

真田氏を巡る旅行に訪れた際に食べたい「真田こねつけ餅」

真田昌幸が築城を始めた上田城。日本100名城の一つで人気があります。
春には千本桜まつり、秋には紅葉まつりが行われ、年中多くの人たちでにぎわっています。
上田城から車で20分ほど移動したところに、真田氏歴史館もあります。
真田氏歴史館では、真田幸隆、真田昌幸、真田信之、真田幸村を中心に、真田一族に関する貴重な資料が展示されています。
隣接する真田庵では、くるみ味とごま味のおはぎ等の郷土料理が食べられます。
真田氏の足跡を辿る旅行にはおすすめです。
真田氏歴史館からは時間はかかりますが、真田宝物館もせっかく旅行にきたなら行きたいところです。
真田宝物館には、
国の重要文化財「青江の大太刀」
真田昌幸所用の「昇梯子の具足」
武田信玄・豊臣秀吉・石田三成・徳川家康など有名な大名の書状もあります。
そして、真田宝物館に隣接した公園の敷地内に「おやきや総本店」さんがあります。
戦国時代の真田家を描いた、池波正太郎の大河小説「真田太平記」にヒントを得て、考案されたおやきが販売されています。
ぜひ真田氏を巡る旅行に訪れた際には食べてみてはいかがでしょうか。

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