井伊直孝の名言です。其の一

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戦国武将の名言
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先駆けの心がけとは、槍なくば刀、刀なくば無刀無具足でも、とにかく誰よりも早く取りつこうとすることだ。

直孝は井伊の赤牛と恐れられた猛将です。大坂冬の陣では真田信繁の挑発に引っかかり大きな損害をだしましたが、家康からは味方の士気をあげたと、直孝におとがめはありませんでした。夏の陣では藤堂高虎とともに先鋒を務め、長宗我部盛親を打ち破り、冬の陣の雪辱を果たしました。
仕事を依頼する立場からすると、人の嫌がる仕事や面倒な仕事でも、ためらいなく仕事に取り組む人にお願いしたくなります。
仕事に対するスピード感は大切です。仕事に取りかかるスピードが遅いと単なる仕事が遅い人になってしまう危険があります。
では、仕事でスピード感をだすには、どうすればよいのでしょうか。
それは、仕事を依頼した人や仕事に関わっている人たちの期待を上回るスピードで成果を出すことです。
スピード感を持っている人の特徴は、時間をムダにしたくないという気持ちが強く、最終的なゴールを確認してから逆算して仕事に取り組んでいます。
指示を受けた後の仕事に取りかかるまでの時間、ルーチンワークの作業時間など、早くできるところは、とても速くこなしているのではないでしょうか。
職種や環境によって、求められる仕事の速さや質は異なりますが、すべての仕事を正確、丁寧に行うことは、時間の制約があって難しいことです。
仕事が速い人は、全体を見渡す視点を持っているので、時間をかけて丁寧にやるべき部分とそうでない部分を判断して、仕事のスピードを上げるポイントを押さえています。
仕事の全体像を把握していないと、優先順位を明らかにできません。そのため、すべての仕事に全力で取り組むことになって、仕事が終わらずに苦しい思いをします。
しかし、初めての仕事や規模が大きい仕事など、仕事の全体像が把握できないときは、悩んで考えるよりも先駆けの心がけで、誰よりも早く仕事をはじめることが、仕事を成功させる第一歩になります。
戦国武将の名言集に戻ります。 

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