福島正則の名言です。其の二

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戦国武将の名言
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大悪日だから出陣するのだ。われの本意は、二度とここに帰らないことにある。

出陣の日が占いで大悪日と出たため、家臣たちは反対しましたが、正則はそれに答えこう述べたといいます。
悪日の出陣に際して正則の主君であった秀吉も明智光秀を打つ山崎合戦に際し、その日は二度と帰らぬ悪日だといわれましたが、「二度とここに帰らないことは上々の吉日だ」といって出陣。秀吉は光秀に勝利して天下取りのチャンスをつかみました。
正則は秀吉の行動から、悪日だから何もしないことより、悪日でも考え方を変えて行動を起こす柔軟性が必要なことを知っていました。
目的が達成できない理由を聞いてもマイナスへ解釈するか、プラスへ解釈するかで、その人の成長に大きく差がつきます。
仕事でも固執した考えで行動すると、物事がうまく進まないことがあります。そのため状況に合わせて仕事内容を変える柔軟性や、臨機応変に対応を変えられる器用さを求められることがあります。
しかし、どのようなときも柔軟性をもって臨機応変に仕事をすればいいかというと、そうではありません。
仕事で求められることは結果です。結果に近づかなければ柔軟性、臨機応変は意味がありません。結果を出すことついては信念をもって、頑固にこだわっていい部分です。
結果にこだわらない柔軟性は「何も考えないで適当にやってみる」「上手くいかないときは諦める」など自分にとって都合の良い、その場しのぎの対応になってしまいます。
仕事での柔軟性は、結果を出すために、いくつかの手段を選ぶことです。
仕事での臨機応変は結果を出すために対応や考え方を変えることです。
どちらも苦手な人には、仕事にたいして求められるものと必要なものを事前に準備する用意周到な人を目指してもいいかもしれません。勤勉でしっかり準備する人は想定内なら最高の仕事ができます。臨機応変な人の対応を見て自分のものにしていけば、そうそう失敗しません。

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