真田信繁(幸村)名言です。其の二

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戦国武将の名言
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関東勢百万も候へ、男は一人もいなく候

大坂夏の陣、道明寺の戦いでの名言です。
大阪冬の陣以降、大阪城の堀を埋められた豊臣方は、籠城することが困難になっていました。後藤基次は城を出て徳川軍を迎え撃つことを主張。
大和方面から進軍してくる徳川軍に対して、河内平野の入口の国分村で徳川軍を迎え撃つことが決定しました。後藤基次、その後に毛利勝永、真田信繁が大坂城を出発。道明寺村付近に集結する予定でした。
先行した後藤基次隊が道明寺に到着すると、すでに徳川軍が国分村まで進軍していました。
基次は毛利勝永、真田信繁隊を待たずに進軍。後藤基次は小松山に陣を構えました。後藤隊を見つけた徳川軍は小松山を包囲します。
後藤隊は数度に渡り徳川軍を撃退していましたが、多勢に無勢。勝ち目がないことを悟った後藤隊は小松山を下りて最後の突撃を試みます。
後藤隊は奮戦するも伊達隊の射撃で後藤基次が討たれると部隊も壊滅しました。
その後、豊臣軍の第二軍、明石・薄田・山川隊も撃破されるころに、第三軍の毛利勝永隊が到着。さらに遅れてきた真田信繁隊も到着します。
遅参の責任をとるために、敵勢に突撃して討死を覚悟した信繁でしたが、毛利勝永に押し留められて退却戦の殿軍を務めます。
信繁隊は追撃を仕掛ける伊達政宗隊とぶつかりますが、政宗が率いる騎馬鉄砲隊を見事に打ち負かして、豊臣全軍の撤収を成功させました。
そのときに信繁は、関東勢百万も候へ、男は一人もいなく候といって撤退したといわれています。
男性でしたら一度は言ってみたい男気あふれる言葉です。信繁のような気概と誇りに憧れます。
信繁のように自分の行動や生き方に信念を持っている人は品性の良さが滲みでます。
品がある人が存在するだけで、場が華やかになり、和やかな雰囲気に包まれます。朝から疲れた顔をした、ゆとりがない人には魅力がありません。毎日の経験や成長から生み出された「ゆとり」が心に育つことで、人としての品格が備わります。また、確固たる自信がある人は、流行に流されたり、周りに振り回されたりすることもありません。
気高さや強さから生まれる品格を身につける為に心がけること
言い訳をしない。
人との約束を守り、自分との約束を守る。
笑顔。
身だしなみを整える。
他人に優しく思いやりのある行動。
立場の弱い人、見ず知らずの人にも礼儀正しい。
相手を否定しない。
必要なときはしっかり意見が言える。
姿勢が良く、立ち居振る舞いが美しい。
感謝の気持ちを素直に表現できる。
人を引っ張っていく力の強さ。
懐の深さ、安心感。
謙虚さ。
性格は顔にでて、生活は体型にでます。
この軸があってこそ、凛とした雰囲気がでてきますが、品格を身につけることは修行に近いと感じています。
今ある自分を大切にして、日々の暮らしの中で心を磨いて、ゆっくりゆっくり花を咲かせましょう。

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