滝川一益の名言です。

スポンサーリンク
戦国武将の名言
スポンサーリンク

大名たる我はあの鶴の身持ちと変わらぬ。我らが昼夜の心遣いを察せよ。汝ら家臣は鶴を羨まず、雀の楽しみを楽しめ(名将言行録より)

あるとき、一益の近くで鶴が舞い降りました。鶴が餌を食べるときは、見張り役がいて常に周囲を警戒しています。鶴の近くにいた雀は見張り役もたてず、人を怖がることもなく無邪気に餌を探しています。
その様子を見ていた一益は「大名である自分は多くの領地をわがものとしていても、家臣はもちろん領民も自分に注目しているから、いつも周囲に気を配り昼夜問わず城や家臣、領土の心配をしていなければならない。家臣たちは大名に比べて雀のように周囲を気にすることなく自由な振る舞いを楽しむことができる」
鶴は鶴の雀は雀の良さがあって、自分の置かれた立場で楽しみを味わうことが大事だと説いています。
人それぞれの定義や価値観は違うため、楽しい人生や幸せな人生は明確には存在しません。人にはそれぞれ楽しくなる理由が違います。
自分の気持ちが満足して楽しくなる選択を積み重ねることで長い人生の質が大きく変わってきます。楽しいこと、好きなことは長続きしますが、そうでないことは続きません。
あらゆることにおいて好きなことを選ぶことができれば、自然とやる気が出て一日が楽しくなりますが、情報、仕事、コミュニケーション、人付き合いなど消化しなければいけないことに追われて、自分のやりたいことや好きなことができない日もあります。
そのような場合、やりたいことを何とかしようとするよりも、やらなければならないことに楽しみをみつけて、一日一日を楽しむ気持ちも大切です。
そして長い人生を楽しくするためには「自分にとっての楽しい人生がどのようなものか」ということを明確にしなければなりません。
そのためには、自分自身の声に耳を傾ける時間をつくる必要があります。
自分のことを見つめ直すときに過去の選択を後悔していると、人生が楽しくないという漠然とした思いを抱くことがあります。違う選択肢を選んでいた場合、全く違う人生になっていたかもしれないと考えることもあるかもしれませんが、考え始めたらキリがありません。
どの選択肢を選んでも自分自身の行動によって良くも悪くもなります。
仕方なく選択しなければならなかった場合でも、楽しむことができればどの選択肢でも正解になります。
どうしても前向きな気持ちが出てこないときは、これからの自分を作るために今の選択を変えることです。
同じ習慣と行動からは同じ結果しか生まれてきません。新しい結果を求めるには、新しい行動を起こす必要があります。
戦国武将の名言集に戻ります。 

コメント

タイトルとURLをコピーしました