徳川家康の名言です。其の六

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戦国武将の名言
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「大将たる者、味方の盆の窪ばかり見ていて、合戦で勝てるわけがない」

盆の窪(ぼんのくぼ)とは後頭部の真ん中にあるくぼみのことをいいます。大将が兵達の後ろに腰掛けて、自分は決して手を汚さず、口先だけで命令ばかりしているようでは戦に勝てないという意味です。
仕事でも人を使うときに口で命令するだけで自ら実践することはしない上司の行動を見ていると、自分の保身しか考えていないように見えます。どんなに仕事のことを考えている振りをしていても、行動が伴わなければ人の心をとらえることはできません。
口先だけで指示するのではなく、最前線で具体的な行動が伴ってこそ、信頼を得ることができます。上司の仕事は部下の仕事を調整することも含まれます。
上司が仕事を頼むときに、「これくらいで終わらせることができる」という楽観的な見積もりをしてしまうと、頼んだ仕事の進捗が悪くなります。
部下の仕事量を管理する立場にいる上司が、頼んだ仕事はやるのが当たり前だと思っていると、部下は理由もなく「できません」と断ることがむずかしいため、仕事を早く終わらせることが目標になってしまい、仕事の中身が伴わなくても妥協してしまいます。
相手が仕事をしていないのではなく、相手に処理して欲しいと思っている仕事量と、相手が処理可能な仕事量が一致していないことが原因です。仕事量を管理する意識があれば、人件費のコントロール、仕事内容に対する配慮や、時間配分など、状況別の対処が求められます。仮に能力が足りない部下を持ったとしても、上司が何もしなくていいわけではありません。
やって見せ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ
太平洋戦争当時の日本海軍の中では最高の指揮官だった山本 五十六の名言です。リーダーとして大事なことは自分が先に手本を見せることです。

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