島津義久の名言です。其の二

スポンサーリンク
戦国武将の名言
スポンサーリンク

肝要のところに気を配れ。どうでもよいところに気をつけるものではない。小板葺きにして立派になっても、百姓が疲れきっているようでは、使者は国主の政治が良くないことを見抜くだろう。

使者になるほどの者は、様々なことに気付く者だ。途中、当国の地を通って風俗、生活を見て、富み栄えているか、城門が粗末であろうと何の問題もない。

むしろ、城門は立派なのに民衆が疲労している方が問題だ。

緊急で重要度も高い仕事はすぐに改善しますが、緊急でない仕事のときに、どうでもいいようなことに悩むことがあるかもしれません。とりあえず動き回っていれば生産性が上がると考えがちですが、何が大事で、何が大事でないかを見極められないと、余分な作業に没頭して時間がかかり、大事な仕事に手がまわらない、という悪循環になることがあります。
物事それ自体を見るまえに、全体的な仕事を理解することが重要です。しかし、わかっていても自分のことに打ちこむとき、周囲のことを忘れやすくなります。枝葉末節にこだわって手間をかけていていると、本質から外れて全体の流れを阻害している場合もあるので、無駄をなくしていくことや、諦めることなど勇気を持って本筋だけを追及する行動が求められます。
優先順位を考え行動することができれば、どうでもいいことに時間をかけることが少なくなりますが、仕事中に優先順位はたびたび変わります。優先順位が変わっても、自分がやりたくない仕事だと先延ばしたくなりますので、やりたくない仕事から逃げるために他の仕事に手をつけてしまうよりも、やらなければならない仕事を先に終わらせる意識を持つことが重要です。
やらなければならないという仕事にたいして、早く終わるにはどうしたらいいか。どうしたら手を抜くことができるか?を考えることが、やりたくない仕事に対しての効率を上げることになります。やりたくなくてもやらなければならないことからは逃げられません。前向きに手を抜く方法を考えて、やりたくない仕事を終わらせてしまいましょう。
戦国武将の名言集に戻ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました