徳川家康が生涯を通して食した麦飯です。

徳川家康は、生涯を通して麦飯を食べ続けました。
岡崎城にいた頃、家臣が気を利かせ、椀の底に白米飯を盛り、その上に麦飯をかぶせて出すと、家康は「汝らは、わしの心を察していない。戦国の世でわしが先頭に立って倹約すれば、戦費の節約になり下々の者をいたわることにもなるのだ」と激怒したエピソードが残っています。幼い頃から麦飯を主食にして育ち、その習慣を変えることはありませんでした。
麦飯に特徴的な栄養成分は、豊富な食物繊維と、発汗で失われがちなビタミンB・Eが豊富に含まれているので、夏バテ予防になります。 よく夏に「夏バテに効く麦とろを食べて暑い夏に備えよう」といわれるのは、とろろ芋の効用も大きいのですが、麦飯による夏バテ予防にもつながることから麦とろろご飯を食べる意味があるようです。
夏バテはビジネスマンの悩みの一つです。夏バテの症状で多いのは、病気ではなくても、食欲がなくなったり、消化不良でおなかをこわしたり、体がだるくやる気がでないことがあります。食欲がないのに、無理に食べると急にトイレに行きたくなり、トイレ通いが日常になってしまうと、仕事にも差し支えてきます。
冷房で屋外と室内の温度差が大きくなり、自律神経の働きがうまくいかなくなることが、夏バテになってしまう主な原因です。冷房の温度は27℃から28℃がおすすめです。湿度が低いと涼しく感じるので「冷房より除湿」を心がけましょう。冷房のきいた室内と蒸し暑い外を往復すると、5℃以上の温度差に対しては、身体はその変化についていけません。
夏バテの予防は、暑さに強くなるために「汗をかくこと」です。冷たい水分の摂りすぎは、内臓の機能が低下してしまうので、少量ずつ冷たすぎない水をこまめにとるようにしましょう。
そして、汗をかきやすくするために、お風呂上がりに、就寝前に水分をとることです。
夏場のビールはとてもおいしく、ついつい飲んでしまいますが、アルコールの分解過程で水分が取り込まれてしまうため、飲んだビール以上の尿が共に排泄されます。そのため、アルコールは水分補給にはなりません。
しかし、甘酒はとても栄養価が高くビタミンB類をはじめとした、ビオチミン、パントテン酸などのビタミン類、アルギニン、システインなどの必須アミノ酸、食物繊維、オリゴ糖、ブドウ糖などが点滴と同じ成分が含まれていますので、栄養満点の甘酒が夏バテ防止や疲労回復に役立つようです。
夏バテ対策には、栄養状態をよくして体調を整えておくことが大切です。栄養バランスのとれた食事を一日三食とりましょう。麦飯に含まれている、特にタンパク質やビタミン・ミネラル類をしっかりとることが効果的です。
麦とろろご飯のほかに、夏バテ対策に効果的な食べ物は、ニンニク、ニラ、ネギ、玉ネギなどです。アリシンやビタミンB1の吸収を良くし、効果を持続させるため、夏バテに必要な疲労回復効果や健康増進効果が優れています。ビジネスマンが元気に生きていく時には欠かすことができない健康成分です。
夏の猛暑を乗り切っていくためにも、夏バテを改善して夏を楽しむことができれば、これほど嬉しいことはないです。

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