前田利家の名言です。其の一

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戦国武将の名言
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人間は不遇になった時、はじめて友情のなんたるかを知るものだ。

苦しい時に助けてくれて力になってくれる友達の存在は大変ありがたいものです。
人間は誰しも、苦しい時、悩む時、不調の時があるものです。時間をかけて解決する問題であれば困難な状況でも改善できますが、そうではない問題の場合、広く浅くの表面的な関係で結ばれた友達は、いざという時に本気であなたを助けてくれません。同じ職場の人は助けてくれるかもしれませんが、最終的に問題を解決するのは、自分自身です。
人それぞれ友達というものに対する考え方は違うと思います。自分の気持ちが特に欲してもないのに無理やりに友達をつくる必要はありません。
権力を持っている時、お金を持っている時、調子がいい時、自分に役立ちそうだと思った時だけに近づいてきて、その逆になった途端離れていってしまうような、人脈という「利用するためのつながり」でなく、友人として「助け合う」意識があればこそ意味があります。自分が苦しい時に助けてくれた人を大事にして、決して忘れない。それに対し同様に応える関係があってそこから本当の友達、友情ができていくのだと思います。
仕事上で付き合う人たちに対して、必要なのは友達ではなく仲間です。社会の中で多くの人たちと関わって生きている以上、時には付き合いたくない人と付き合わざるをえない状況もあります。仕事では同じ考え方だと、発展がありませんので、異なる考え方をする人を仲間に入れる必要があります。
気が合わない人や仲が悪い人とでも、自分や相手の気持ち次第で適度な割り切りができれば、それなりに協力できるのではないでしょうか。
苦しい時に助けてくれるだろうという他力本願では、仕事でも良い結果がでません。自らが行動しているからこそ、周りは手を差し伸べてくれるのです。このことは仕事に限ったことではなく、人生の取り組み方そのものに似ています。できることなら、豊かな人生を送るために本当の友達、本当の友情を身近に感じながら日々を過ごしたいものです。
戦国武将の名言集に戻ります。

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